経済人会議関連
この会議は、日韓経済協会、日韓産業技術協力財団と韓国貿易協会、韓日経済協会の共催により毎年日韓で交互に開催してきましたが、今回もコロナ禍に伴う往来制限により、日韓の両会場をオンラインで結んでの開催となりました。オミクロン株の急速な拡大によって、韓国では開催直前に新規感染者数が62万人を記録するなど厳しい状況にありましたが、成功裏に終了いたしました。
今回は『日韓経済交流の新たなるステージ』をテーマに掲げ、セッション(Ⅰ)では「コロナ禍を乗り越え進む日韓経済」と題しアフターコロナを見据えたうえでの現状や課題について、セッション(Ⅱ) では 「新たなステージへの取り組み」として新分野における協力や人材活用について意見を交わしました。
会議席上で多くの皆さまから出された両国関係の改善を求める声に対し、政府・大使館からのご参加者が「経済の邪魔をするなとのメッセージとして受け止め、努力したい」と答えるなど前向きな討議が行われました。その後、会議をリードいただいた麻生チェアマンは、「この場の経済人は現役のリーダーだ。評論ではなく、どう動くか、次世代に何を残すかが重要だ」と締めくくられました。
ご参加をいただきました皆様、ご協力をいただいた関係各位にあらためてお礼申し上げます。いただきましたご意見は、5月に開催いたします第54回日韓経済人会議につなげ、共同声明の発出などを通じて関係先に提言してまいります。詳細は後ほどご案内いたしますが、ぜひご参加くださるようお願いします。
